Record Lab

初心者ガイド 読了 約8分

レコードプレーヤーのスピーカー接続ガイド|アンプあり・なし別に解説

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています

レコードプレーヤーのスピーカー接続ガイド|アンプあり・なし別に解説

「レコードプレーヤーを買ったけど、スピーカーにどうやって接続すればいいのかわからない」という方に向けて、接続パターン別に手順を解説します。

接続に必要な基礎知識

フォノイコライザー(フォノアンプ)の役割

レコードプレーヤーのカートリッジ(針)が出力する信号は、通常のオーディオ機器の入力より非常に小さく、かつ周波数特性が異なります(RIAAカーブという特性補正が必要)。この信号を一般的なオーディオ機器で再生できるレベルに増幅・補正するのがフォノイコライザー(フォノアンプ)です。

フォノイコライザーが内蔵されているかどうかで、接続方法が変わります。

レコードプレーヤーの出力端子の種類

出力端子説明
RCA出力(赤・白)フォノイコ内蔵モデルの一般的な出力。アクティブスピーカーやアンプのLINE入力に接続可
PHONO出力フォノイコ非内蔵モデルの出力。アンプのPHONO入力または外付けフォノアンプへ接続が必要
3.5mmミニジャックRCAをミニジャックに変換して接続する場合に変換ケーブルが必要
USBPC録音用。音声出力ではなく録音用

接続パターン別ガイド

パターン1:フォノイコ内蔵プレーヤー + アクティブスピーカー(最もシンプル)

アクティブスピーカーとはアンプを内蔵したスピーカーのことです。このパターンが最もシンプルで、初心者に最もおすすめの構成です。

必要なもの

  • フォノイコライザー内蔵のレコードプレーヤー(例:Denon DP-29F、SONY PS-LX310BT)
  • アクティブスピーカー(RCA入力またはAUX入力付き)
  • RCAケーブル(赤・白、プレーヤーに付属する場合が多い)
  • ※アクティブスピーカーがRCA入力の場合は変換なし。3.5mm AUX入力の場合はRCA→3.5mm変換ケーブルが必要

接続手順

  1. レコードプレーヤーとスピーカーの電源を切る
  2. プレーヤーのRCA出力(赤・白)とアクティブスピーカーのRCA入力(またはAUX入力)をRCAケーブルで接続する
  3. アース線がある場合は、プレーヤーのGND端子にアース線をつなぐ(ハム音の防止に有効)
  4. 電源を入れてレコードを再生する

アクティブスピーカー Amazonで探す楽天で探す

パターン2:フォノイコ内蔵プレーヤー + プリメインアンプ + パッシブスピーカー

パッシブスピーカー(アンプ非内蔵)を使う場合は、プリメインアンプが必要です。

必要なもの

  • フォノイコライザー内蔵のレコードプレーヤー
  • プリメインアンプ(LINE/AUX入力あり)
  • パッシブスピーカー(スピーカーケーブルで接続)

接続手順

  1. プレーヤーのRCA出力をプリメインアンプのLINE入力(またはAUX入力)に接続する
  2. プリメインアンプのスピーカー端子にスピーカーケーブルでパッシブスピーカーを接続する
  3. アンプの入力セレクターをLINE/AUXに切り替えて再生する

注意:フォノイコ内蔵プレーヤーをアンプの「PHONO入力」に接続すると、二重にフォノイコがかかって音が歪みます。必ず「LINE入力」または「AUX入力」を使用してください。

パターン3:フォノイコ非内蔵プレーヤー + フォノアンプ + スピーカー

上位機やビンテージ機にはフォノイコライザーが内蔵されていない場合があります。この場合は外付けフォノアンプが必要です。

必要なもの

  • フォノイコ非内蔵のレコードプレーヤー
  • 外付けフォノアンプ(MM型対応)
  • アクティブスピーカーまたはプリメインアンプ

接続手順

  1. プレーヤーのPHONO出力を外付けフォノアンプの入力に接続する
  2. フォノアンプの出力をアクティブスピーカーのLINE入力またはプリメインアンプのLINE入力に接続する
  3. GND(アース)をフォノアンプのGND端子に接続する

パターン4:Bluetooth接続

SONY PS-LX310BTなどBluetooth送信機能内蔵のプレーヤーを使う場合は、Bluetoothスピーカーと直接ペアリングできます。

詳細はレコードプレーヤーにAirPodsを接続する方法Bluetooth対応レコードプレーヤーおすすめ7選をご覧ください。

アース(GND)接続について

レコードプレーヤーには緑色または裸線のアース線が付属している場合があります。これをプリメインアンプやフォノアンプのGND端子に接続することで、「ブーン」というハム音を防止できます。

アクティブスピーカーにGND端子がない場合は接続できませんが、ハム音がなければ問題ありません。

よくあるトラブルと対処法

トラブル原因対処法
音が出ないケーブルの接続ミス・音量設定各接続と音量ノブを確認
音が小さいフォノイコのON/OFFの誤設定フォノイコのスイッチ設定を確認
「ブーン」というハム音アース未接続・グランドループアース線をGND端子に接続
音が歪むフォノイコ内蔵機をPHONO入力に接続LINE/AUX入力に変更する

まとめ

初心者にはフォノイコライザー内蔵プレーヤー+アクティブスピーカーの組み合わせが最もシンプルです。RCAケーブル1本で接続でき、追加機器が不要なのでコストも抑えられます。

入門セットの選び方ははじめてのレコードプレーヤー一式まとめもあわせてご覧ください。

関連記事